中日ドラフト3位、土田龍空(りゅうく)内野手(18=近江)が初の出場選手登録された。2軍では82試合出場、打率2割3分8厘、1本塁打、22打点、9盗塁の成績を残した。

新入団選手では育成1位入団で、3月末に支配下選手登録され、5月に1軍昇格した近藤廉投手(22)に次ぎ2人目。野手では昇格一番乗りを決めた。土田の昇格に伴い溝脇が出場選手登録を抹消された。土田は「憧れの1軍でずっと野球をしたいと思っていたので、合流できて本当にうれしく思っています」と話した。

土田は2002年(平14)12月30日生まれで滋賀県出身。近江では1年生からレギュラーをつかみ、18、19年の夏の甲子園に出場した。好守の遊撃手で50メートル6秒0の俊足だけでなく、高校通算30本塁打と走攻守バランスの取れたプレーヤー。179センチ、77キロ。右投げ左打ち。