阪神5番糸原健斗内野手が大山のサヨナラ2ランを呼んだ。

1点を追う9回、先頭でビエイラの剛球に食らいついた。5本のファウルで粘り8球目、159キロ外角直球に逆らわず左翼前へ低いライナーで安打を放った。矢野監督が「糸原が粘って粘って出た」と評価すれば、井上ヘッドコーチは「今日のサヨナラは、オレは糸原が呼んだと思っている」と絶賛。今季3度目の5番に入った、つなぎのクリーンアップが、渋く輝いた。