ソフトバンク・リチャードのバットが、反撃ムードを高めた。3点差の4回2死二、三塁から、西武高橋の135キロスライダーを左前に運ぶ2点適時打。「簡単に追い込まれてしまったが、何とか食らいついていこうと粘りのバッティングが出来ました」。5日のオリックス戦(ペイペイドーム)ではプロ1号の満塁弾を含む2本塁打、6打点と爆発。勢いそのままの打撃で、2試合連続打点を挙げた。オフの自主トレをともにし、師匠と尊敬する西武山川の前で成長ぶりを示す一打にもなった。