阪神の若手選手らと平田2軍監督が映画「燃えよ剣」(原田真人監督、10月15日公開)のポスターとうり二つのコラボビジュアル「燃えよ虎」でタイアップした。映画は作家・司馬遼太郎による同名小説が原作で新選組の知られざる真実を描いた。

「一振りで仕留める」。その共通点は歴史を超えて存在する。江戸時代末期に京都の治安維持のために剣を振った新選組と、16年ぶりのリーグ優勝の力になるためバットを振る若手選手。役目は違えど熱い思いを持った“戦士”たちだ。

岡田准一が演じる土方歳三はポスターの最前で剣を構える。そのポジションには小野寺暖外野手(23)が入り同様にバットを構えた。鈴木亮平が演じる新選組局長の近藤勇の位置には、阪神2軍の隊長である平田勝男2軍監督(62)が入った。近藤勇に勝るとも劣らないたくましい腕組みと鋭い眼光を見せた。ほかにも栄枝裕貴捕手(23)や小幡竜平内野手(20)も刀に見立ててバットを構え、細部に至るまで忠実に再現されている。

コラボビジュアルは11日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)から球場内で掲出され、球団と映画の公式ホームページにもアップされる。