阪神が3回、1番近本光司外野手(26)、2番中野拓夢内野手(25)の連続適時打で2点を先制した。今季3度目の対戦で、ようやく中日先発柳から得点を奪った。

3回、先頭の梅野が死球で出塁すると、秋山が1球で犠打を決め1死二塁の好機をつくると、近本が外角高めチェンジアップとらえ、右越えの先制適時二塁打。「(先発の)秋山さんが頑張って投げてくれていますし、バントもきっちり決めてくれたので、何とか走者をかえすという気持ちで打席に入りました。先制点を取ることができてよかったです」とコメントした。続く中野も中前へしぶとくはじき返し、二塁から近本が生還した。中野は「近本さんが先制打を打ってくれたので、少し楽な気持ちで打席に入ることができました。1打席目は(無死一塁で遊ゴロで)走者を進めることができずに悔しい思いをしていたので、走者をかえす場面でしたが、しっかりと仕事をすることができてよかったです」と話した。

近本は6試合連続安打。今季ここまで対柳は7打数無安打だったが、柳からの今季初安打は貴重な先制打となった。

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