阪神ラウル・アルカンタラ投手(28)が、1軍に昇格した。中日戦の試合前練習から合流し、ブルペン待機する見込み。

アルカンタラは8月30日に2軍降格後、ウエスタン・リーグに救援で4試合に登板し、いずれも1イニング無失点。直近では19日の2軍中日戦(ナゴヤ)で、1イニングを19球で無失点に抑えている。

チームは前日21日の中日戦(バンテリンドーム)で2点リードの6回から継投に入り、2番手小川一平投手(24)が登板。四球と安打でピンチを作りマウンドを降りると、後を継いだ3番手及川雅貴投手(20)がタイムリーを浴び、同点に追いつかれた。盤石な岩崎優投手(30)、守護神ロベルト・スアレス投手(30)につなぐため、中継ぎにさらに厚みを持たせるもようだ。

代わってメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が出場選手登録を抹消された。前日21日の中日戦は「5番右翼」で先発し、3打数無安打に倒れていた。

これで阪神の1軍外国人枠5人はジェリー・サンズ外野手(33)、ジェフリー・マルテ内野手(30)、ジョー・ガンケル投手(29)、スアレス、アルカンタラで、野手「2」、投手「3」。ベンチ入りは4人までとなっている。