打席で感じたことを投球に生かす。ヤクルト奥川恭伸投手(20)が、28日DeNA戦(神宮)で先発する。

今季は中10日前後で先発ローテを守り、カード頭を任されるのは今回で6戦連続。これまでDeNA今永、阪神青柳らエース級の投手とも投げ合ってきた。「テレビでは分からないすごさというのが、打席ですごく感じられる。この人はこうやって勝っているんだなというのはすごく分かる。毎試合衝撃を受けてます。違います。今永さんもそうですし、青柳さんも」と話す。球威や、配球、間合いの取り方など。勝てる投手の要因を、打席でも肌で感じてきた。そんな糧を取り入れながら、自らの成長につなげていく。

現在、チーム2位の7勝をマーク。次世代エースとして台頭してきた。首位として臨むDeNA戦のマウンドも、まずはしっかりと試合を作ることに集中する。「6回3失点ですね。クオリティースタートといわれるところを、なんとか調子が悪い中でもクリアしたいなと。(調子が)良ければ7回、8回と投げられるようにしたいと思います。最低限そこまで持っていきたい」と意気込んだ。

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