巨人は30日、スコット・ハイネマン外野手(28)が体調不良を理由に帰国すると発表した。これで今季の新外国人は3選手がシーズン途中に帰国することになった。

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巨人の今季新外国人メモ

◆エリック・テームズ外野手(34) メジャー通算96発の大砲。4月にイースタン・リーグで9試合に出場し、打率5割、4本塁打、15打点、出塁率6割4分5厘の前評判どおりの期待感を漂わせた。1軍合流初戦となった4月27日ヤクルト戦(神宮)の3回の守備で右アキレス腱(けん)を断裂。同30日に手術を受けるために米国に帰国した。1軍出場は1試合、2打数無安打、2三振で“デビュー戦の悲劇”となり、8月23日に自由契約選手として公示された。推定年俸120万ドル(約1億2600万円)

◆ジャスティン・スモーク内野手(34) メジャー通算196発のスイッチヒッター。34試合で打率2割7分2厘、7本塁打、14打点をマーク。打線の主軸を担ったが、新型コロナウイルスの影響で、強く希望していた家族の来日がかなわず、6月17日に米国に帰国した。同24日、自由契約選手として公示された。推定年俸300万ドル(約3億1500万円)

◆スコット・ハイネマン外野手(28) 8月21日に来日し、2週間の隔離期間とファームでの調整を経て、9月11日の中日戦(東京ドーム)から1軍に合流。10試合に出場し、打率1割6分、0本塁打、2打点だった。同27日に出場選手登録から抹消。体調不良を理由に帰国すると30日に発表された。推定年俸30万ドル(約3300万円)