ドラフト会議が10月11日に行われる。12球団の補強のポイントはどこなのか。各球団担当記者がポジションと年齢で見たチーム編成分布図とともに解説する。

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原監督も出席した5日のスカウト会議で、1位と2位は投手を指名する方針を固めた。先発投手の駒不足に苦しんでいるだけに即戦力が理想だが、将来性を重視した高校生の指名も選択肢に残している。

1位候補には高知・森木大智投手、ノースアジア大明桜・風間球打投手、市和歌山・小園健太投手(いずれも3年)の高校生に、西日本工大・隅田知一郎投手(4年=波佐見)らが挙がっているとみられる。例年通り「1番いい選手にいく」というスタイルは変えず、直前まで1位指名を検討する意向だ。1位と2位で、即戦力投手と将来性のある投手というタイプ別の2投手を指名する見通し。野手陣も世代交代の時期に差しかかってきているものの、支配下選手は投手陣の整備を念頭に5、6人の指名を想定している。【巨人担当=浜本卓也】

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