阪神が14年ぶりに巨人戦のシーズン勝ち越しを決めた。

先発青柳晃洋投手(27)が7回6安打1失点と好投。ハーラートップタイの12勝目を挙げた。守護神ロベルト・スアレス投手(30)は8回途中から登板し、2奪三振無失点。12球団唯一の40セーブに到達した。矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り

-1点差のしびれるゲームをものにした

いや本当に、手に汗握ってね。もう応援するしかなかったですけど。本当にね、ピッチャー陣がよく頑張ってくれました。

-先発の青柳、捕手の坂本がチームを引っ張った

そうですね、本当に丁寧に行きながら、その中でも攻めるところはしっかり攻めるというね。2人の意識というのがすごく出ていたからこそ、粘れたと思いますしね。本当にいいところを引き出しましたし、また青柳もね、本当にそれにしっかり応える。意識の高い投球でした。

-守護神スアレスがイニングまたぎ

そうですね、今のうちの状況ではもうね、行ってもらうしかないと、いうような状況なのでね。もう岩崎もスアちゃんもね、体も疲れているんですけど、本当に最後の力を振り絞って頑張ってくれているんで。行くしかないと思って行きました。

-打線は近本のタイムリーから2点を先制した

そうですね、あの、最近取ってもね、その後の追加点というのがどうしてもないので、苦しい展開にどうしてもなってしまうのでね。バッター陣も状態は良くはないんですけど。まあでも何とかね、僕も含めて何とか全員でしていきたいなと思います。

-巨人に14年ぶりにシーズン勝ち越し

やっぱりジャイアンツを意識して戦うというのが本当に優勝に近づく、ひとつのものだと思っていますし、伝統の一戦というね、ファンの方が楽しみにしてくれている戦いなので。勝ち越せたというのはまたいいことですけど、今は目の前の試合を勝つというのが僕たちのできることなのでね。またもう1度明日からそこに集中したいなと思います。

-首位ヤクルトが敗れた。次戦へ向けて

いや本当に一戦必勝しか僕たちにはないですけど。本当に全員その気持ちでね、戦ってくれているというのは、みなさんにも感じてもらえていたらなと思いますし。それしか現状できないですけど、本当に精いっぱい目の前の試合を全力で、全員で戦っていきます。

-大山の現状は

多分明日も厳しいとは思っている。デッドボールの影響でちょっと無理させられないような状態なので。明日も無理はさせられないと俺は思っている。

-抹消は

それはないけど、たぶん無理だろうなと思ってやっていく感じになると思う。

-そういう意味では佐藤輝、小野寺に期待

誰か1人でやって、いけるっていうチームじゃない。出たところでみんながどうやってやってくれるか。誰か1人じゃない。

-伊藤将がブルペン待機

(伊藤)将司もずっと先発でやってきてたけど、いてくれることでどっかのところで将司っていうのは頭にはずっとあったし。なかなかいきなり中に入って厳しい場面はちょっとかわいそうだなというのはあったけど、どういう状況になるか試合が読めないんで。この3試合は入れながら、目の前の試合を勝つしかないんでね。そこを全力、全力全員でというところで将司にも入ってもらった。