「平成の怪物」が最後のマウンドに上がる。西武松坂大輔投手(41)が、19日の日本ハム戦(メットライフドーム)で引退試合の先発に臨む。

前日18日はメットライフドームでの1軍練習に合流し、約20球の投球練習。横浜高時代からその名をとどろかせ、常に世代の先頭を走り続けてきた偉大な投手が、ついに現役生活に別れを告げる。

<松坂最終登板あらかると>

◆背番号変更 今月14日に背番号を16から18に変更。引退時に背番号を変更した選手には06年新庄(日本ハム)がおり、最終戦の9月27日ソフトバンク戦で「1」から阪神入団時の「63」に変更した。

◆本拠地登板 公式戦でメットライフドームで登板するのは、06年9月26日ロッテ戦以来。中日時代の18年6月17日にも予告先発が発表されていたが「背中のけいれん」で登板を回避していた。同球場では通算97試合で50勝31敗1S、防御率3・13。

◆41歳で登板 松坂は40代になってから初登板。西武で41歳以上の投手が先発するのは、15年に42歳で投げた西口に次いで2人目。

◆4年代で登板 松坂は99年デビューで、90、00、10、20年代に登板する。10年ごとに区切った4つの年代で登板すると6人目。4年代で先発は60~90年代の村田(ロッテ)80~10年代の山本昌(中日)木田(日本ハム)に次ぎ4人目。