巨人山口オーナーが23日、ヤクルト戦(東京ドーム)後に取材に応じ、原辰徳監督(63)の来季の続投を明言した。

「来季、原監督に続投を要請して、内諾を得ました。阿部君に来季は1軍のベンチにコーチとして入ってもらって、元木ヘッドと、原監督と元木ヘッドと阿部君と、3人を中心にチームを立て直してほしいということをお願いして。細かなことはまだシーズンが全部終わっているわけではないので、これからのことになりますけど、大まかにはそういった方向です」

契約年数について、山口オーナーは「複数年と考えていますけども、年数までは、まだそれ以上監督とも詰めた話はしていないので」と話した。

今季は3年契約の3年目で、昨年までリーグ2連覇を達成。3連覇は逃したが、この日のヤクルト戦に勝利し、3位でクライマックスシリーズ進出を決めた。今後はCS突破から、日本シリーズ制覇を目指す。

昨年まで通算14年で9度のリーグ制覇と日本一3度の常勝軍団を完成させた手腕で、さらなる強化へと力を注ぐ。