張本勲氏が24日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に1年半ぶりにスタジオ出演した。新型コロナ流行以来、リモート出演を続けていた。

張本氏は久しぶりのスタジオ出演に「新人みたい。新しく出たような新人みたいな感じですよ。(リモートと比べて)全然、問題にならない」とうれしそうだった。

放送では先日、引退試合を行った西武松坂大輔投手についてコメント。

「これだけのピッチャーでも、誰でも通る道なんですね。歴代でどうでしょう、90年近く日本のプロ野球はありますが、高校を出てすぐ活躍したのは私は3人ぐらいだと思うんですよ。今年の佐々木、奥川(ともに2年目)は別として、昔の東映の尾崎、西鉄の池永、そして松坂だと思うんですよ。まあ、(投球)練習を後ろで見て、このボールは打てないなと思ったのはこの3人だけだったと思います」。

松坂のラスト登板は最速118キロで四球を与えて降板した。

「ほっぺがぽちゃっとしていたじゃないですか。あれはピッチャーの顔じゃないんですよね。(本来は)げっそりしたような。ただ、本人はやるだけやったと納得しているんじゃないでしょうか」とねぎらっていた。