優勝のかかった大事な一戦で、ヤクルト先発の高梨裕稔投手(30)が役割を果たした。4回5安打1失点4奪三振で、4点のリードを保ったまま、2番手の石山にマウンドを託した。

1回2死二塁、DeNA牧に適時二塁打を浴び、先制を許すも、立ち直った。2回は9球で3者凡退に抑え、直後3回の打者一巡、一挙4点の攻撃につなげた。「すごく緊張しましたが『絶対大丈夫』と自分に言い聞かせながら『腹をくくって』投げました。先制はされてしまいましたが、最低限の仕事はできたかなと思います」と振り返った。

これで高梨は、5月1日のDeNA戦(横浜)から、7試合負けなしとなった。