レギュラーシーズン全日程を終え、ロッテ益田直也投手(32)が13年以来2度目のセーブ王に輝いた。

今季は球団新記録の38セーブをマーク。守護神として、選手会長として、チームを支えてきた。「優勝できるかできないかのところで、ラスト3試合くらいまでやったので、タイトルよりそっちを取れなかった悔しい思いが強い」と、喜びよりも目前で優勝を逃した悔しさが口を突いた。

6日からは本拠地ZOZOマリンで楽天とのクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージが始まる。「今日はシーズンが終わったので、みんなにお疲れさまですと言いたい」とチームメートをねぎらいつつ、「今年まだ日本一になるチャンスがあるので、狙えるなら狙わないといけない。セーブシチュエーションでなくても、勝てる試合はどんどん投げたいなと思います」と、ポストシーズンへ決意を新たにした。