日本ハムの新庄剛志新監督(49)が5日、北海道内放送局の地元情報番組で今後への熱い思いを語った。4日に札幌市内で行われた就任会見後に道内各局の単独インタビューを受け、この日夕方の情報番組で放送された。

札幌テレビ放送(STV)の「どさんこワイド179」では、会見時に着た衣装がオーダーメードだったことを明かした。シャツの襟の高さが9センチと測定され、「首が左右に動かない高さに」と要望した。また、注目の球場でのパフォーマンスにも言及し、新球場を入念にチェックし、「全員で天井から登場する」と構想を思いついたよう。「パフォーマンスをやるときは必ず勝つ。負けられないプレッシャーがある」と持論を展開。「パフォーマンスは引き続き自分がやる」と話した。

北海道放送(HBC)の「今日ドキッ!」では、会見の冒頭あいさつでした「選手兼監督」発言に関し、絶妙なツッコミを入れた川村球団社長とは事前打ち合わせ済みだったことを明かした。ただ、自身の「選手への思い」を聞かれると「選手への思いはいつも残っている」と話した。「来年1年鍛え直して、DHで選手登録してくれたらな」と笑いながら言った。新球場については「あの球場はアメリカ人も話題にする。メジャーを超えている」と話していた。

北海道文化放送(UHB)の「みんテレ」では、日本ハムOBで新庄新監督が現役時からかわいがっている森本稀哲氏(40)が途中からオンラインで登場。「稀哲、外野守備走塁コーチが空いてるんだけど。来ない?」と突然オファー!?が飛び出した。森本氏が「みんテレのプロデューサーがだめって言うんで」と返すと、「今年は稀哲じゃないな。俺が監督になります。仲良かった人間が集まってくる。はい、そうでしょう。それが嫌だよね。コーチ陣はしっかりした、野球を分かっているコーチを集めている」。それでも最後には「しっかりお前も準備しとけよ」と思わせぶりなアドバイスで締めくくった。