オリックスが杉本裕太郎外野手(30)の1発でロッテから勝利し、日本シリーズに王手をかけた。

投手戦の中、6回2死一塁から杉本が左翼席に弾丸ライナーで2ランを放ち先制点を挙げた。お決まりの「昇天ポーズ」もCS初披露となった。

投げては先発の田嶋大樹投手(25)が6回3安打5奪三振の好投。二塁を踏ませない投球でラオウ弾につなげた。7回以降は継投でリードを守り抜き、2戦連続完封勝ち。プレーオフ、クライマックスシリーズの初戦から2試合連続0封勝ちはパ・リーグでは史上初となった。

これで、アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗。日本シリーズへあと1勝とした。