シーズン2位のロッテが1分け3敗(アドバンテージ含む)の白星なしで“終戦”した。

主将の中村奨吾内野手(29)はシリーズを振り返り「完敗だなと思います。シーズンのような戦い方ができなかった。結果だけ見ると(3試合とも接戦で)そこまで差がある結果ではないですけど、ここ一番で優勝できたチームとできなかったチームの差かなと思います」と話した。

2-2で迎えた8回1死では、ヒギンスの初球を捉えて一時勝ち越しのソロを放った。逃げ切れば勝ちだった。「同点だったので、同点でもダメ(敗退)な状況で、何とかつないでという気持ちで打席に入りました」。3回の犠飛も含めて2打点。プレーで引っ張った。

2年連続のCSファイナルステージでの敗退に「もう少し、という思いはきりがない。また前を向いて、来季へ向けて明日からやっていきたい」と話した。