今季中継ぎで1軍に定着した阪神及川雅貴投手(20)が、来季は先発に挑戦する。矢野監督は「中継ぎより、まずは先発でやってみて、どこまでできるのか」と起用方針を明かした。ロッテ佐々木朗ら同世代と比較し「そりゃあ、そこに追いついてほしい。スケール感はあるピッチャーやと思う」と期待した。2年目の今季はプロ初勝利を挙げるなど39試合で2勝3敗、防御率3・69。来季3年目の左腕は「先発でやらせていただけるんだったら、それ以上うれしいことはない。中継ぎで1球を大事にするようになったので、先発に生かしていきたい」と力を込めた。