西武の森友哉捕手(26)が21日、来季も攻守両輪で活躍することを誓った。今季は左肩を痛め、痛み止めの薬を飲みながら乗り切った。秋季練習は「来年いいスタート切るためにちょっと休んでます」とリハビリをこなす。12月までは治療を優先にしながら、回復すれば来年1月から自主トレに移行する。

今季は自身2度目の打率3割をクリアした。「個人的には悪くなかった年ですね。チームとしては残念な結果に終わりましたけど、個人の数字だけみれば、去年が全然ダメだったんで、なんとか盛り返した」。こだわりの打率3割に照準を合わせると同時に、正捕手としてマスクをかぶる。高橋、今井、松本ら若手右腕が経験と実績を積んだ。「いろいろ話し合いながら成長できたと思うので引き続き、どうしても防御率とかの話になってくるので、何とかバッテリーで頑張りたい」と意気込む。

来季はドラフト1、2位のダブル左腕が加わり、新外国人も獲得を予定。「うちのピッチャーは、結構パワー系が多い。コントロールでというよりかどんどん真っすぐで押していくピッチャーが多い。その中で左の本格派というかコントロールいいピッチャーがいれば投球の幅も広がりますし、今いるピッチャーも少し楽に投げられる」と相乗効果を期待。「常にキャッチャーのレギュラーとして試合に出た中で3割ずっと打つということに意味がある」と、打てる捕手としてマスクをかぶる。

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