ソフトバンク藤本博史監督(58)が22日、宮崎での秋季キャンプ休日にオンライン取材に応じ、ドラフト1位のノースアジア大明桜・風間球打(きゅうた)投手(18)の育成方針を明かした。

この日仮契約を結んだ最速157キロ右腕について「まずは例年通り高校生は体づくりが優先になる。(春季キャンプでは)A組の方には入ってこないと思います」と、土台づくりを最優先させるとした。

19、20年と3軍監督を務めた指揮官だからこそ、ルーキーの体づくりの重要性を熟知する。「僕も3軍で2年間監督をやりましたけど、ほぼ2月のキャンプっていうのは体力づくり。実技の方は全体でやった後に個別でっていうのはできない状態。いろんな測定も入ってくるので、Aで一緒にやろうっていうところまではいかないと思います」。焦らずじっくりと、金の卵を育成する。