大卒ルーキーの日本ハム古川裕大捕手(23)が25日、札幌市内で初の契約更改交渉に臨み、推定年俸900万円の現状維持でサインした。

強肩強打を評価され上武大からドラフト3位で入団した即戦力捕手も、今季は1軍出場ならず。2軍戦で経験を積み58試合に出場する中で「ディフェンス面では構え方から見直して自分の形が決まってきた。打撃面でも、1年間通して自分の課題と向き合って、来年につながるものがあった。どちらも来年勝負していく自信にはなった」と、手応えは得た。

新監督を迎え、新体制で臨む来期。今オフは「1年間戦い抜く体力」と「体の柔軟性」をテーマに取り組む。「来年1軍でやってやるぞという気持ちは強い。春季キャンプからアピールして、1軍で50試合以上マスクをかぶれるようにやっていきたい」と、飛躍を期した。