日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は29日、岸田総理が外国人について30日午前0時から全ての国を対象にして当面の間は新規入国を原則停止すると表明したことを受け、「今後の状況を注視していくことになると思います」と、話した。入国制限が長引くことになれば、今季と同様に外国人選手の来日に大きな影響が出る可能性がある。

この日、開かれた臨時12球団代表者会議でも外国人選手の入国の準備がテーマの1つとなっていた。スポーツ庁を通して確認した情報をNPBから12球団へ報告して共有した直後に、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な拡大を危惧した政府の水際対策が発表された。

井原事務局長は外国人選手の入国についての今後の対応について「今、記者会見を聞いたばかりなので、見通しも何も立たないんですけども、臨機応変に対応して参ります」と話した。