あの男が、本格的な冬を間近に控えた北国を熱くした。日本ハム新庄剛志監督（49）が11月30日、「ファンフェスティバル2021」で、日本ハムの一員として、15年ぶりに本拠地札幌ドームに戻って来た。

監督就任後、初めてファンの前に姿を現し、歓声を浴びた。暗転した会場の中、真っ白のランボルギーニのカウンタックに乗って登場すると、スポットライトの下「北海道に帰って来ました！」と絶叫した。

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＜新庄BIGBOSS　現役時代の奇想天外パフォーマンス＞

◆カエル　ダイエーに5連敗中だった04年6月23日、試合前の守備練習にカエルのかぶり物で登場。チームのシーズン初完封勝利を呼び込んだ

◆本盗で球宴MVP 04年7月11日の球宴第2戦。3回に球宴史上初の本盗に成功。「パ・リーグを盛り上げたかった」

◆ゴレンジャー　ストライキ明けの04年9月20日ダイエー戦で「秘密戦隊ゴレンジャー」のマスクを外野陣とかぶる。試合は自身のサヨナラ安打（満塁アーチも走者追い越しで単打）で劇的な勝利

◆ダイヤ入りスパイク　05年7月22日の球宴第1戦に、2足合計1000万円のダイヤ入りスパイクで登場。翌23日の第2戦は、公式戦では禁じられている金色のバットで代打出場

◆引退宣言　06年4月18日のオリックス戦で放った2号ソロに、「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニホームを脱ぎます打法」と命名。試合後のお立ち台で同年限りでの現役引退を宣言した

◆阪神ユニで登場　06年5月18日、甲子園での阪神戦の試合前練習に、なんと阪神時代のユニホームで登場。2055日ぶりの甲子園でのタテジマ姿だった

◆天井から降下　06年6月6日の阪神戦プレーボール直前に、札幌ドームの天井からミラーボールに乗り、降下。20階建てビル相当の地上50メートルからポーズを決め着地

◆お色直し　沖縄・国頭での秋季キャンプ視察。午前中に上下真っ赤なジャージーを着用したと思えば、午後は上下黒の装いに。「そのくらいね、人に見られるっていう意識をしてるんで」