ソフトバンク嘉弥真新也投手(32)が3日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、新たに球団と2年契約を結んだことを明かした。

この日は福岡県内で行われた球団納会ゴルフに参加し「今年頑張ろうとは思ったんですけど、僕の中で全然成績がだめだった。とりあえずまた2年契約を結んでもらって、その2年間はしっかりやらないとなっていう気持ちです」と、気を引き締めた。契約金などについては会見で話すという。

嘉弥真は八重山農林高(沖縄)、ビッグ開発ベースボールクラブ、JX-ENEOSを経て11年ドラフト5位で入団。貴重なワンポイント左腕として、17年から5年連続で50試合以上に登板し、その間の日本一4連覇にも貢献した。今季も58試合で1勝0敗、19ホールド、防御率4・17の成績を残していた。

年明けの自主トレは、故郷の沖縄で行う。チームメートの岩崎、田浦の他に、阪神岩貞、日本ハム望月、ロッテ成田らも参加する予定だ。「1月に仕上げてキャンプに入ろうかなというイメージ。キャンプに万全で行けるように今は準備をしようかなと思ってます」と気合を入れた。