ロッテ加藤匠馬捕手(29)が9日、来季の契約更改交渉に臨み、600万円増の年俸2100万円でサインした。

プロ7年目の今季は、6月15日に交換トレードで中日からロッテに移籍。中日では1軍未出場だったものの、自慢の強肩に加え、リード面で首脳陣の信頼を得て46試合にスタメン出場。正捕手田村のコンディション不良が続く中、優勝争いを支える存在になった。

一方で、打率は1割に届かず三振も目立った。来季のレギュラー獲りには打撃が最大の課題となる。「全部の数字が安定してレギュラーだと思うので。ロッテは長年レギュラーを張ってきた田村がいるので、絶対に負けないようにやっていきたいです」と誓った。(金額は推定)