オリックス宗佑磨外野手(25)が15日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、3800万円増で、今季年俸1900万円から3倍となる年俸5700万円でサインした。

大幅昇給の使い道を問われると「物欲がないので、貯金ですね」とダイナミックな守備とは異なる? 堅実な一面をのぞかせた。

現在は外野手登録だが、来季からは内野手登録に変更する予定。三塁のレギュラー定着を狙い「自分自身まだまだ成長の途中だと思っています。こんなに1軍に長くいたことがなかった。僕の人生の中で大きな経験のできた1年でした。(来季は)本当のレギュラーと呼ばれるように頑張ります」と気持ちを込めた。(金額は推定)

▽オリックス伏見(自身最多の91試合に出場し1850万円増の4500万円でサイン)「激戦のパの中で連覇はかなり険しい道になる。向こうが研究するならそれを上回るつもり」

▽オリックス後藤(国内FA権を行使せず現状維持の2100万円で更改)「自分なりに考えることはいろいろあった。もう1回、オリックスで活躍したい」

▽オリックス村西(2度目の交渉で430万円増の1300万円でサイン)「しっかり話ができた。納得できた。(来季は)日本一の力になれるように頑張りたい」

▽オリックスK-鈴木(500万円増の2150万円でサイン)「(シーズン序盤)結果がついてこず、自分の中で『何やってんだ』と。2軍に落ちたときに(中嶋監督から)ストレートを磨いてこい、と。自分を問い詰めると真っすぐだと改めて思った」(金額は推定)