阪神岩崎優投手（30）が16日、静岡市役所で自身の社会貢献活動「玩具贈呈式」に出席し、静岡市清水区の児童福祉施設などに子ども用玩具を寄付した。

岩崎は「先輩方がこういった活動を実施してるのを見てきて、いずれは自分自身もこういった活動をしたいという思いから今回の玩具寄贈に至りました。この玩具を使って子どもたちが少しでも笑顔になって遊んでくれると大変うれしく思います。この活動をモチベーションに1年でも長く続けられるようにチームのため、応援してくれるファンの方々のために腕を振り続けていきたいと思います。来シーズンもご声援よろしくお願いいたします」とコメントした。

岩崎は今季から、登板試合数×2万円の玩具を西宮市及び、地元静岡市清水区の児童福祉施設などに寄贈する社会貢献活動を開始。玩具は「子どもが誤飲しないように」と考慮し、大きめのブロックを選んだ。今季は62試合に登板したため、124万円相当となった。

岩崎には田辺静岡市長から感謝状、東京五輪での活躍をたたえられ花束が贈られた。同市長からは「次はWBCがありますね。世界を意識しながら頑張ってほしい」とエールを送られていた。