「モノマネ球打」だ。ソフトバンクのドラフト1位、風間球打投手(18=ノースアジア大明桜)が入寮から一夜明けた9日、福岡・筑後市のファーム施設で自主練習を行い、モノマネ投球を披露した。

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昨年12月の新入団選手発表では、ファンの前で「どんだけ~」とIKKOのフレーズをまねた風間が、今度は投球モノマネを見せた。チームの先輩となる千賀や高橋礼、米大リーグ・ドジャースの160キロ右腕ビューラーらの投球フォームを再現。遊びかと思いきや「見て学ぶというのがある。すごい選手たちばっかりなんで、モノマネが大事かなというのはあります」と、練習の一環であることを明かした。

まねをしながら、参考になる点は自身のフォームにも取り入れる。「いろんな選手を交ぜてみたいな感じです。ミックスして、ですね」。現在はビューラーの投法に関心があり「外国人の足の上げ方とかが自分の中でしっくりきていて。でも実際の試合じゃできないので、練習の中でああやって投げると球の質が良く感じるんでよくやっています」。10日からは新人合同自主トレがスタート。プロの世界に入れば目の前で、千賀らモノマネの対象を観察できる。モノマネ剛腕の進化が加速しそうだ。【山本大地】