現役最多の通算442本塁打を放っている西武中村剛也内野手(38)が通算500号へ強いこだわりを示した。11日、埼玉・所沢市内の球団施設で自主トレを公開。プロ21年目となるベテランは、過去に8人しかいない大偉業への思いをストレートに語った。特別なことはしない。淡々と積み重ねを大事に、2000本安打より希少な記録へと挑戦していく。

◆通算500本塁打 日本ではこれまで8人が達成。最後にマークしたのは清原和博で、巨人時代の05年4月29日、広島4回戦(広島)の8回に広池からバックスクリーンへ放って到達した。達成人数は通算2000安打の54人に比べ、はるかに少ない。日米通算では松井秀喜が507本(日本332、米国175)を記録している。