BIGBOSSのキャンプは逆風の船出となった。

日本ハムは25日、木田優夫2軍監督(53)が24日のPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。2月1日のキャンプ初日に、沖縄・国頭で行われる2軍キャンプで指揮を執ることは不可能となった。

1、2軍の振り分けについて「僕はBIG組とBOSS組で」と話し、全選手横一線を強調している新庄監督は、初日は国頭に滞在する方針を明かしている。千葉・鎌ケ谷で行われている新人合同自主トレを視察していた木田2軍監督とともに、まずは若手の指導、見極めに重点を置くつもりだったが、軌道修正を強いられる。

2軍施設では新人のほかにも自主トレを行っている選手がおり、この日、利用していた選手、関係者がPCR検査を実施。結果は判明次第、発表される。陽性判定の選手が出ればキャンプインには間に合わないことになる。