日本ハム吉田輝星投手(21)が新型コロナウイルスに感染した。28日、PCR検査の結果、陽性判定を受けたと球団が発表した。キャンプ地の沖縄・名護で先乗り自主トレを行っており、同市内で自主隔離して療養している。症状はない。

吉田は昨年12月から炭水化物の摂取を抑える「ケトジェニックダイエット」に取り組み、体脂肪率を約5%カットした。「筋量は増えて、体脂肪率は、かなり減っているので、いい状態で来ている」と手応えを口にし、「最初からアピールしないといけない立場。先発はいい人たちがたくさんいるので、勝てるように、集中して練習して、試合では結果を出せるようにしたい」と、初実戦となる2月6日の紅白戦(名護)の登板へ意欲を見せていた。

キャンプは1軍スタートが決まっていたが、出遅れとなることが決定。この日、札幌市内で取材に応じた稲葉篤紀GM(49)は「(陽性判定を受けた選手は隔離期間後)国頭(2軍)でやった方がいいのでは、という話し合いを進めている」と、1、2軍のメンバー変更を検討していることを明かした。

またこの日は、同じく1軍メンバーの渡辺諒内野手(26)、浅間大基外野手(25)と、林孝哉ヘッドコーチ(48)の感染も発表された。