ロッテの春季キャンプが1日、沖縄・石垣島で始まった。今年で15回目。

キャンプインに先立ち、会場の石垣市中央運動公園野球場でセレモニーが行われ、チーム側からは河合克美オーナー代行兼球団社長(69)井口資仁監督(47)益田直也選手会長(32)中村奨吾キャプテン(29)の4人が代表で出席した。

石垣市の中山義隆市長(54)は「心から歓迎申し上げます。お帰りなさい」とあいさつすると、雲間から朝日が差し込んだ。2年ぶりの有観客キャンプ。「この球場に球音と選手の声とともに熱気が戻ってくることを大変うれしく思っております。どうぞこのキャンプでチーム力を鍛えていただき、日本一獲得に向けて突き進んでいきたいと思います」と期待を込めた。

井口監督は「我々の今年の思いは1つです。頂点を、つかむ。昨年の悔しさを晴らす時が来たと思っております。この石垣でしっかりと練習し、石垣市の皆さんとともに1年間戦って、最後に優勝をつかむ。これをまた実現して、また来季戻ってきたいと思います」と力強く宣言した。

地元各企業、団体からは石垣島や沖縄の特産品がチームに贈呈された。