ロッテ岩下大輝投手(25)が4日、沖縄・石垣島キャンプで2度目のブルペン投球を行った。

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キャンプ初日のブルペンは37球だったものの、この日は約3・38倍増となる125球。区切りの120球を終えても、納得いくまで投げ込んだ。「前回の方が感覚が良かったので、今日は(感覚を)つかめるまでは投げ続けようと思ったら、結局100球を超えてしまった感じです」と尻上がりに球威を増していった熱投を振り返った。

昨年もキャンプ初日からブルペンで力投し、井口資仁監督(47)をうならせた。その勢いのまま、前半戦だけで8勝を挙げたものの後半戦は0勝。急失速の悔しさを晴らすべく、オフも南国で日焼けしながら走り込んできた。

新任の木村龍治投手コーチ(51)も「彼の今年にかける意気込みは分かっています」と大きく期待。「2桁届くという目標よりも、1年間ローテーションを守り抜いて、最多勝じゃないけど、そういうのを狙っていけという話はこの間しました」と明かした。【金子真仁】