プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)が、侍ジャパンの台湾戦(3月5、6日、東京ドーム)について、一両日中に方向性を出す見解を示した。

13日に、宮崎・南郷で秋季キャンプを行う西武を視察。コロナ禍での開催について「向こうもなかなかコロナがあって。情報交換はずっとやっているけど、いつまでもやっているわけにはいかない。日にちはないんで、この月火(14、15日)くらいで方針を決めないと。希望としてはやりたい。できたら一流選手がちゃんと出て」と話した。

また、外国人選手の新規入国が遅れている中で、政府が12日に水際対策の緩和の検討に入った。今回の視察でも現場の声を聞いた同コミッショナーは「これは我々が望んできたことですし、お願いしてきたこと。だいぶ雰囲気が変わってきている。お願いは続けていきます」と、3月25日の開幕を見据え、スポーツ庁との交渉を継続していく。