TBS系「サンデーモーニング」の新“御意見番”上原浩治氏(46)が20日、番組に出演し、西武ドラフト1位の隅田知一郎投手(22=西日本工大)のグラブ問題を説明した。

隅田は17日の紅白戦に初登板。2イニングを2安打1四球、3奪三振の無失点に抑えたが、一塁ベンチに戻ろうとすると、審判に呼び止められ、グラブが“禁止”と指摘された。「2色なので、試合では使えないよ」と言われたという。該当のグラブは外面が鮮やかなブルーで、捕球面が濃いネイビー。そこが投手のグラブに関する規定に触れてしまったとみられる。

上原氏は「バッターから幻惑するような行動とかっていうのはダメなんです。基本、白はだめなんです。ボールと重なるので。彼の場合は本当に中と外の色が完全に違っていたので、これは多分だめだろうなってことで。あとは審判の判断ですよね」。上原氏は外面に自らの投球フォームがデザインされたグラブを持参。試合中に「グラブを変えてくれ」と言われたエピソードを披露しながら、細かく説明した。