ENEOSの新人、丸山壮史(まさし)内野手(22)が、母校・早大とのオープン戦で“初本塁打”を放った。

途中出場し、2打席目の7回2死、直球を右中間へ運んだ。強化のため普段よりも約50グラム重い950グラムのバットで快音を響かせた。ENEOS加入後、初の対外試合で「感覚はよかった。走ることに必死だったので、びっくりでした」と笑顔で振り返った。

昨季まで主将をつとめた早大に19-2で大勝。試合の前後では、小宮山監督や後輩たちと言葉をかわした。「特別な思いはあった。今までやってきた後輩と一緒のグラウンドで戦えたのは幸せだなと思いました。後輩には、この悔しさをバネに春のリーグ戦を頑張ってほしい」とエールを送った。