8年目の阪神江越大賀外野手(28)がキャンプ最後の実戦でオープン戦1号2ランを放ち、外野のレギュラー争いに食らいついた。

「7番右翼」でスタメン出場し、2点を追う7回1死一塁で、ヤクルト育成右腕丸山翔の144キロ内角直球をライナーで左越えに運んだ。今キャンプは実戦9試合で24打数6安打、打率2割5分、1本塁打、2打点と数字を残している。15日のシート打撃でも岩貞から3ランを放つなど2安打4打点。今キャンプ中も矢野監督は「打てればすごい選手。守備と足は実際に1番かなというぐらいのレベルにある選手」と話しており、バットでアピールを続ければ、定位置も見えてくる。

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矢野監督は中堅の近本以外はレギュラー白紙と明言している。右翼は実戦で結果を残し続ける佐藤輝は当確。左翼はロハスがここまで実戦7試合で20打数3安打、打率1割5分と本調子ではなく、チーム最年長糸井らとオープン戦で争うこととなりそうだ。