日本ハムは3日、今成泰章スカウトが2日に劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため埼玉・朝霞市の病院で死去したと発表した。66歳だった。ヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)の試合前練習の冒頭に新庄剛志監督ら首脳陣、選手、球団スタッフらがグラウンドに集まり、黙とうをささげた。

日本ハム今成泰章スカウト襲った劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは? 人食いバクテリアとも>>

通夜は6日午後6時から同7時まで、一般会葬は6日午後5時から午後7時まで。告別式は7日午前10時半から。いずれも式場は「しののめの里第3式場」(埼玉県富士見市下南畑70の1、電話049・275・3030)。喪主は今成優太氏(故人との続柄:長男)。

 

◆今成泰章(いまなり・やすあき)1955年(昭30)7月14日、東京生まれ。堀越-駒大。大学時代は捕手で卒業後の78年にスカウトとして阪神へ入団。99年から02年8月まではチーフスカウトを務めた。03年から日本ハムのスカウトを務め、主に関東地区や東北地区を担当。今季でスカウト生活は44年目だった。次男の亮太氏は日本ハム、阪神でプレーした。