開幕ローテ入りが決定的となっている阪神ドラフト3位の桐敷拓馬投手（22＝新潟医療福祉大）がまさかの大炎上で、開幕へ不安を残した。

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教育リーグ・中日戦（鳴尾浜）に先発。初回に2点を失い、4回は単打5本を浴びて3失点。5回1死二塁から石垣にプロ初被弾となる左中間越えの2ランを被弾し、先発全員安打を許した。5回12安打7失点の内容に、平田2軍監督は「ちょっとボールが高かったね」と指摘しながらも「これで自信をなくしたりするんじゃなくて、いい勉強になったなと思ってくれれば」と背中を押した。

初めて実戦登板を見届けた安藤2軍投手コーチは「キャンプの疲れとかが、だんだんたまってきて、状態が下がっているのかな」と分析した。次回は20日のオリックスとのオープン戦（京セラドーム大阪）に登板する見込み。矢野監督は「もう1回、直接しっかり見て判断しないといけない」と話すにとどめた。快投で開幕ローテ入りを決めたい。