ロッテの左腕、エンニー・ロメロ投手(31)がシーズン開幕前の最後の登板を終えた。先発し、4回3失点だった。

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75球のうち、ボール球が30球。際どい球もあったが球数も多くなり、ロメロ本人の意向で4回までとなった。「直球にはある程度めどが立っているので、変化球を極めたいと思っている」とこの日もスライダーを多めに。そのスライダーを中日木下に3ランとされたが「ゾーンにはしっかりアタックできたかな」と、被弾後の修正も含めて「少しずつ、確実に良くなっていると思う」と口にした。

昨季途中で加入し、白星は1勝のみだったものの、先発左腕としてしっかり役割を果たした。井口資仁監督(47)も「追い込んでからちょっと急ぎすぎてる部分があって、どうしても高めに浮いてしまってたりするので。もう少し冷静に投球を組み立てていければ、全然いけるんじゃないかと思います」とシーズンへの修正に期待を寄せた。