巨人戸郷翔征投手(21)が、2軍調整を経てつかんだ約1カ月ぶりの1軍マウンドで、逆転の開幕ローテ入りをたぐり寄せた。

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2回2死、楽天茂木に152キロ外角直球を左翼席まで運ばれ、唯一の安打となる1発を浴びたが、最速153キロの直球で押し、4回を1安打1失点の5奪三振。「(球速的にも)良い感覚だったと思うので、続けていければ」と好感触を口にした。

前日20日に課題に挙げたセットポジションの投球は安定感を見せたが「今日は良かったですけど、まだ突き詰めていくことは多い。四球というのは課題ですし、減らしていかないといけない」と3四死球を与えた制球面の修正を誓った。