オリックス山本由伸投手(23)が快投で、10年連続で開幕戦黒星を喫していたチームの負の歴史をストップさせた。

8回を投げ、3安打無失点。9つの三振を奪った。打線の援護も受け、自らは2度目の挑戦で初の開幕戦白星を手中にし、チームにとっては12年ぶりの開幕戦勝利となった。また、昨年から続く自身のシーズン連勝を「16」とした。

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自身初の開幕投手を務めた昨季、同カード、同球場で黒星を喫していたが、試合後のヒーローインタビューで「去年は負けてしまったので、悔しい思いをもって、リベンジという意味でも強い気持ちで投げました」と語った。

さらにこの日の状態について「とにかく先制点を取られないように、気を引き締めて投げました。(7回のピンチは)とにかく追いつかれないように全力で腕を振りました」と続けた。

三塁を踏ませない力投、またチームにとって久しぶりの開幕戦白星については「開幕戦ということで、とにかく気合をいれてマウンドに上がったので、この試合を勝てて、本当に良かったです。(チーム12年ぶりの開幕戦勝利について)長く開幕戦を落とし続けていたので、ファンの方が一番うれしいのではないかと思います」と、振り返った。

ヒーローインタビューの最後に、今季の目標を聞かれ「去年最後日本シリーズで、とても悔しい思いをしたので、今年また日本シリーズにリベンジできるようにリーグ優勝目指して、しっかり投げていきます」と、締めくくった。