初出場の練馬北は、3回戦で力尽きた。昨年の秋季関東大会でコールド負けした相手。2点を先制されたが、3回に1点を返し、接戦に持ち込んだ。しかし、4回以降打線が沈黙。投手陣は2失点で抑えたが、そのまま押し切られた。

1回戦は苫小牧（北海道）に3－0で選抜初勝利を挙げた。2回戦では関西の強豪、摂津相手に1－2の5回に2点を挙げて逆転、3－2で振り切った。初舞台で3回戦に進んだ栁澤達也監督は「楽しかった」と笑い「千葉市にくっついていけたのは、成長したと思います。2つ行こう、と言っていたので2勝は目標達成です。当たり前のことを当たり前にやれば結果がついてくると分かったと思います」と話した。

石田瑶典主将（ようすけ、3年）は「今日は声があまりでなかった。心のスキというか、同じ千葉市にまた負けてしまって…あと1本、ここぞという時の気持ちが出ていませんでした。自分もストレートを待っていたのにカーブを打ってしまって（代打で一飛）悔しい」と目を赤くしていた。