落合博満氏(68)と中畑清氏(68)が3日、上原浩治氏(47)に代わってTBS系テレビ「サンデーモーニング」の御意見番として出演した。

関口宏MCが「上原さんはアメリカに帰ったというのか、家族が向こうにいるんですよ。グリーンカードのやりかえをしに行かなきゃいけないので、しばらく向こうにいるということで、いろんな方に(代役を)お願いしなきゃならいない」と説明した。

落合氏と中畑氏はともにプロ野球の監督経験者。開幕して1週間が経過したプロ野球についてコメントした。

まず1勝7敗のスタートになったBIGBOSS新庄剛志監督の日本ハムについて。

落合氏は「日本ハムの野球、わかんないんだ。(監督が)何を考えてんのか、皆目見当ががつかない」とコメント。

中畑氏も「日本ハムが気になりますね。(新庄監督が)言っている内容も監督として発言していい内容なのかなっていうね。そういう感じはしますよ。楽しめばいいんだとか。そうじゃない、勝たなきゃいけないってところをもうちょっと強調していかないと選手、球団、ファンも含めて、『それでいいの?』っていうクエスチョンマークがついてくるような雰囲気をつくっちゃまずいな。選手起用も気になりましたね。開幕戦からオープナーという使い方。開幕戦であの采配されると戸惑うんじゃないかと思う」と話した。

落合氏は「先発(投手)って、だいたい自分が何試合目に投げるっていう予測をたてて、それで開幕に臨んでいくわけだから、それが初っぱなから中継ぎが先発して、じゃあ俺らはいつ投げればいいんだっていうような感じにはなるでしょうね。ちゃんとコミュニケーションができてるか、どうかってことなんでしょうけど。打線の組み方でも、選手を見ながら、状態の良い者を使っていくっていうけれども、ある程度固定していかないと。打線っていうのは『線』だから。『線』にならなくなっちゃう」と話していた。