新型コロナウイルス陽性者が多数出たため、8日からの中日3連戦(横浜)が中止になったDeNAが、横浜スタジアムで分散練習を行った。選手たちは午前と午後に分かれ、マスク姿でノックやキャッチボールに取り組んだ。6日以降で陽性9人、濃厚接触者疑い3人と計12選手が離脱。主将の佐野は「シーズン中にこれだけ(離脱者が)出るのは初めてで戸惑いもありましたけど、限られた中でできる最高の準備をしていきたい」と話した。

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公式戦再開となる12日からは沖縄での巨人2連戦(那覇)が予定されている。チームはこの日もPCR検査を行い、首脳陣のミーティングはリモートで行うなど、細心の注意を払って調整を進めている。先発投手でも浜口と石田が戦列を離れており、三浦監督は「ローテーションもそのままってわけにはいかない。ファーム、1軍、総力戦じゃないですけど、いるメンバーで戦っていくしかない」と前を向いた。