肺結核のため母国・韓国で通院治療していた巨人金杞泰(キム・キイテ)コーチ(52)が15日、川崎市・ジャイアンツ球場の2軍練習に合流した。北村、秋広、中山ら顔なじみの選手とハグで再会を喜び合うとともに、ドラフト5位の岡田、同育成1位の鈴木大ら、新加入の選手ともあいさつを交わした。

07年から09年までは巨人のファームでコーチを務め、日本球界に復帰した昨季は2軍ヘッドコーチとして、阿部2軍監督(現作戦兼ディフェンスチーフコーチ)を支えた。今季からは1軍打撃コーチとなる予定だったが、1月に肺結核と診断され、母国・韓国で治療を続けていた。代わりに横川史学スコアラー(37)が1軍打撃コーチを務めている。