楽天が、今季最多の17安打14得点で打ち勝った。

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1回、1番西川がカウント2-2から東浜の内角カットボールを振り抜き、右翼へ先頭打者本塁打をたたき込んだ。「打った自分が一番びっくりしています」とコメント。前日16日の9回には逆転2ランを放ち、2打席連発となった。

リードオフマンの先制パンチに石井GM兼監督は「いい形で(西川)遥輝が出だしで得点を取ってくれた。幸先のいいスタートを切れた」。チームが一気に乗った。4、7回には17年9月16日ロッテ戦以来となる、1試合2度の打者一巡の猛攻で得点を重ねた。山崎、マルモレホス、辰己も本塁打を放ち、計4発。指揮官は「粘るところは粘って、攻撃的にいくところは攻撃的にいって。しっかりとメリハリできていたので、良かった」とうなずいた。

ソフトバンクを1・5差で追う状態で迎えた北九州と鹿児島での連戦。首位攻防戦を連勝で1歩前に出た。19日からは本拠地に戻って日本ハム3連戦。今季ここまでリーグ最少の13試合ながら、最多の62得点を挙げる。好調の打線で勝利を重ねて、首位固めを狙う。【湯本勝大】

▽楽天滝中(7回3失点で今季初勝利)「野手の皆さんに点を取っていただいたので、迷惑はかけてしまったが、勝ててよかった。3回に(炭谷)銀仁朗さんから『ゾーンに投げよう』とアドバイスをいただいて、切り替えることができた」

▽楽天山崎(4回に今季1号2ラン)「味方のいい流れにも乗れましたし、ホームランは風にも乗ってくれました。どちらにも乗れてよかったです」