明大が東大に大勝し、連勝で勝ち点1をつかんだ。打線は20安打を放ち、16点を挙げた。田中武宏監督(61)は「ノックから試合の入りがダメで、かなり怒りました。昨日は(開幕戦で)緊張感があったが、今日は悪い意味でダレていた」と勝利にも表情は厳しかった。

2回に小池悠平内野手(4年=前橋育英)、西川黎外野手(3年=履正社)の連続三塁打を含む5安打で5点を先制。

3回は8者連続出塁など打者一巡の猛攻で6点を追加した。

「3番遊撃」でスタメン出場した宗山塁内野手(2年=広陵)は、第1打席で中前打。2回に2死二塁で左前適時打。3回2死満塁で二塁打を放ち、5回無死一、三塁で中前適時打と、5打点を挙げた。16日の東大戦から6連続安打をマークしていたが「気にしていませんでした」と笑顔。「次の打者につなぐ気持ちが、結果としてヒットになっていると思う」と話した。

▽東大・井手峻監督(先発がつかまり大敗、開幕から4連敗) 制球のいい投手を出したら四球は抑えたが、連打になる。球威のある(エース)井沢、西山にしっかりしてもらわないと。接戦に持ち込めるよう頑張ります