42歳のヤクルト石川雅規投手は体調管理にも人一倍、気を配る。昨年6月からフィンランドのオーラ社が開発した指輪型の活動量計「オーラリング」を利用。指にはめて体温や心拍数、呼吸数などを計測し、それらのデータから睡眠の質や身体の状態などを数値として算出するもので、「試合以外はずっとつけてます。お風呂も」という。100点満点のスコアで「睡眠95、コンディショニング93とか。他のつけている選手にも聞くと、高い方かな」と好成績をマークしている。

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以前は遠征先にマットレスを持ち込むこともあったが、今はしていない。それでも「家のマットレスは合うのにしました。睡眠の質は高くなったのかな」。昨今は年齢ばかりが注目されるが「やっているこっちは元気だし、若いつもりではいます」。よく眠り、よく投げて、さらに白星を重ねていく。【ヤクルト担当=鈴木正章】